【体験談】転職で年収100万円アップ!30代で未経験転職に成功した方法を紹介(個人ブログ)

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【体験談】転職で年収100万円アップ!30代で未経験転職に成功した方法を紹介(個人ブログ)
  • 30代で転職できるの?もう遅い?
  • 未経験の職種や業界に転職したいけど、どうすればいいのかな?
  • 実際に転職した人の話が聞きたい!

年収が低い、将来が不安、残業が多い、もっと家族との時間を持ちたい。今の職場に不満を持つ方は多いです。しかし、初めての転職や未経験分野への転職は「年収ダウン」や「採用されない」という不安がつきものです。

この記事では30代・事務系公務員から金融業界へ未経験転職し、年収100万円アップ・残業10時間以内を実現した体験談を紹介します。この記事を読むことで、効率的な転職活動の進め方や失敗しやすいポイント、内定をもらうためにやるべきことが分かります。

30代でも転職は遅くないです。実際に私がキャリアアップとワークライフバランスを実現させた転職のすべてを紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。

【30代で初めて転職した結果】年収100万円アップ・残業10時間以内に

30代で初めて転職した結果、年収が100万円アップして喜ぶ人

私は30代で初めて転職をしました。転職前後の年収や職種は以下のとおりです。

  • 年齢:30代前半
  • 職種・業界:公務員 → 金融業界
  • 年収:580万円 → 700万円(年収100万円以上アップ)
  • 残業100時間超 → 残業10時間以内
  • 原則出社 → 週3テレワーク

転職したことで年収や労働環境が劇的に改善。年収が100万円以上アップしたのに、残業時間は100時間超から10時間以下に減りました。

技術職ではなく事務系の公務員だったので、専門スキルなどの特別な強みはありませんでしたが、ポテンシャル採用で内定を得られました。

30代になって初めて転職を考えた理由

30代になって初めて転職を考えた理由

30代で転職を考えた理由は、以下のとおりです。

  • 30代になって家族との時間や自分の時間が欲しくなった
  • 先輩や上司を見て将来が不安になった
  • どこでもやっていけるスキルを身に付けたかった

30代になって家族との時間や自分の時間が欲しくなった

残業が多く、毎日終電帰りの20代を過ごしました。残業が100時間を超えるのは当たり前で、繁忙期には200時間を超えることもあります。仕事が終わるのは午前0時を過ぎる日が多く、終電に間に合わずに職場で寝る日や、始発で帰宅し、着替えてからそのまま寝ずに出勤する日もありました。土日もほとんど出勤です。

20代のときは、同僚や先輩も同じ状況でしたし、目の前の仕事をこなすだけで精一杯でしたので、そんな残業の多い状況も当たり前と思って働いてきました。しかし、結婚して妻から「同じ家に住んでるのに、ほとんど会うことないね。結婚したのに独身みたい。」と言われて「やばい。このままでは離婚になってしまう…」と危機感を覚えます。

仕事中心の生活を送ってきましたが、30代になって家族との時間や自分の時間が欲しくなり、転職を考え始めました。

先輩や上司を見て将来が不安になった

30歳を迎える頃には、今の職場でのキャリアビジョンが見えるようになりました。少し年次が上の先輩や上司が近い将来の自分です。30代後半から40代になっても若手と同じように終電まで働いてる先輩や上司を見て、自分はこうなりたくないと思いました。

20代のときは、仕事が忙しく3時間睡眠が続いても、若さで何とかやってこれました。ただ、30代になると体力的に厳しいと感じるようになります。40代になってもこんな生活が続いたら倒れてしまうと不安になりました。

どこでもやっていけるスキルを身に付けたかった

辞めたいときに辞められるように、どこでもやっていけるスキルを身に付けたいと思うようになりました。私の職場では1〜2年で異動がありました。異動するたびに新しい仕事を覚える必要があります。そのようなジェネラリスト的な働き方では、専門性やスキルが身に付きません。

40代、50代になったときに家庭の事情や職場環境などで辞めたいと思っても、専門性やスキルがないと転職は難しいです。将来の選択肢を残しておくために、手に職を付けたい、どこでもやっていけるスキルを身に付けたいと思うようになりました。

30代で初めての転職活動を開始

30代で初めての転職活動を開始

専門性や特別なスキルもない私が転職できる企業なんてあるのかな?と思いながらも、「転職先が見つからなかったり、希望に合った企業がなかったりしたときは、転職活動を止めればいいや。転職活動するだけならノーリスクだし。」と考えて転職活動を始めました。私が行った転職活動の流れは、以下のとおりです。

  1. 転職の軸を決める
  2. 転職サイトに登録し、どんな求人があるのか確認する
  3. 業界地図やオープンワークを使って業界研究を行う
  4. 応募する企業が選べず転職エージェントに登録する
  5. 転職エージェントを使って転職活動を進める

転職の軸を決める

転職活動を始めたら、まずは「転職の軸」を決めました。「転職の軸」とは、次の仕事や転職先を決める上での「自分にとっての最優先事項」のことです。転職の軸を最初に考えたことで、転職のゴールが明確になり、転職先を探しやすくなりました。

転職の軸を固めるために、仕事で不満に思っていることを書き出し、転職する上での優先順位を考えます。私は転職の軸を以下のように決めました。

  1. ワークライフバランス(残業20時間以内)
  2. 勤務地(東京都内・転勤なし)
  3. 仕事のやりがい

最初に転職の軸を決めるべき理由や私がどのように転職の軸を作ったのかは、以下の記事で紹介しています。
»【何から始める?】初めて転職活動する人が1番初めにすべき転職の軸の作り方

転職サイトに登録し、どんな求人があるのか確認する

パソコンで転職サイトに登録し、求人確認

転職の軸が固まり、転職先を探そうと思って転職サイトで求人情報を検索しました。私が転職の軸としていた「残業20時間以内」の条件で転職サイト(リクナビNEXT)で検索したところ8,000件以上がヒット…

仕事の合間を縫って、この膨大な求人数の中から希望条件に合った企業を探し出すのは無理…とさっそく挫折しそうになります。

転職サイトのメリットやデメリット、転職エージェントとの違いや使い分け方については、以下の記事で解説しています。
»【使い分けがおすすめ】転職サイトと転職エージェントの違いは?メリット、使い方を解説!

業界地図やオープンワークを使って業界研究を行う

業界や職種にこだわりはなかったのですが、希望条件だけだと応募企業を絞れないと思って業界研究を始めました。しかし、業界研究などやったことがなかったので、何から始めればいいか分かりません。

そこで、まずは会社四季報の業界地図を買ってパラパラめくることから始めました。業界地図は、業界の現状や今後の見通し、業界内の企業の立ち位置や関係性が1ページにコンパクトに収まっていて、とても参考になりました。

特に業界地図の「四季報記者のチェックポイント」は、図解やグラフで分かりやすくまとめてあり、応募書類の作成や面接対策のときにも役立ちます。

興味のある業界がいくつか見つかったら、オープンワークでその業界の企業の口コミを確認しました。オープンワークは、企業内部の職員が年収や残業時間、職場環境などを書いてるので、とても参考になります。

応募する企業が選べず転職エージェントに登録する

応募する企業が選べず転職エージェントに登録する人

業界研究を行い、いくつかの業界に絞って転職サイトで求人検索をしました。しかし、結局、数が多すぎてどの企業が自分に合っているのか分かりません。そこで転職エージェントに登録しました。

転職エージェントとは、転職希望者と企業をマッチングするサービスです。自分に担当者がついて、希望条件に合った求人情報を提供してくれます。希望に合った求人情報をピックアップして、定期的にメールで送ってくれるので、効率的に企業選びができるようになりました。

転職エージェントを使ってみて、以下の点が良かったです。

  • 全て無料で利用できる
  • 転職の軸に合致した求人を紹介してくれる
  • 採用の可能性がある企業のみを紹介してくれる
  • 応募書類や面接対策のサポートを受けられる
  • 面接の日程調整を代行してくれる
  • 年収や入社日について企業と交渉してくれる

転職エージェントを使って良かった点については、以下の記事で詳しく解説しています。
»【体験談あり】転職エージェントのメリットは?実際に使って初転職した経験から解説

転職エージェントを使って転職活動を進める

働きながら転職活動を進めていたので、とにかく時間が足りませんでした。そのため転職エージェントのサポートを受けながら、転職活動を進めることにします。応募する企業も、転職エージェントがピックアップしてくれた求人紹介の中から選びました。

「今月末までに履歴書を作成できますか?」「来月から応募してみましょう」など定期的にリマインドの連絡があるので、スケジュール管理にも役立ちました。

転職エージェントに急かされても、忙しい場合には「できない」とハッキリ伝えて問題ありません。

履歴書・職務経歴書の作成から求人選び、面接対策までの転職活動の体験談

転職活動の体験談を話す人たち

内定をもらうために行った具体的な内容は、以下のとおりです。

  • 採用担当者の立場に立って履歴書・職務経歴書を作成
  • 転職エージェントの求人紹介の中から希望に合った企業に応募
  • 苦手な面接を通過するため、面接対策に時間をかける

採用担当者の立場に立って履歴書・職務経歴書を作成

初めての転職だったので、履歴書や職務経歴書の書き方がよく分かりません。リクルートエージェントとの初回面談で、履歴書や職務経歴書の作成に悩んでいると相談したところ、雛形と記載例をもらえました。職務経歴書の記載例はネットに公開されていないもので、職種別の具体的な記載例でとても参考になりました。

応募書類の作成に悩んでいる方は、一度転職エージェントに相談してみるのがおすすめです。リクルートエージェントにもらった記載例を参考にしながら、以下のポイントを意識して応募書類を作成しました。

  • 具体的な成果や実績を記載する
  • 応募ポジションに関連する経験を強調する
  • 業界や企業のニーズに合わせる
  • 面接でアピールできることを強調して記載する
  • 第三者からフィードバックを受ける

採用担当者の立場に立って「私を採用するとこんなメリットがあるよ」と伝わるように職務経歴書を作成すると、書類選考に通過しやすいです。採用担当者に刺さる効果的な応募書類の作成方法については、以下の記事で解説しています。
»【転職初めての人必見】職務経歴書の基本から効果的な書き方まで徹底解説!

私は最初の転職エージェントに、求人数の多いリクルートエージェントを選びました。登録の際に履歴書などの作成が不要で、土曜日も面談を受け付けています。手軽に面談ができたので、初めて転職活動を行う方におすすめです。

転職エージェントの求人紹介の中から希望に合った企業に応募

転職エージェントに相談し、求人に応募する

転職エージェントの求人紹介の中から5社に応募しました。私がメインで使っていたJACリクルートメント、リクルートエージェント、マイナビエージェントの求人紹介の数は、以下のとおりです。

転職エージェント紹介求人数求人紹介の期間1か月あたりの
紹介求人数
リクルートエージェント675件3か月225件
マイナビエージェント462件3か月154件
JACリクルートメント8件2か月4件

他の転職エージェントと比較し、JACリクルートメントの求人数は少なかったです。たくさんの求人紹介を受けたい方には、デメリットに感じるかもしれません。ただ、私にとっては、JACリクルートメントは自分に合わない求人紹介がなく、無駄な時間を使わずに済んだので大きなメリットでした。

求人の内容や担当者との相性が良かったJACリクルートメントから応募することに決めます。5社に応募し、書類選考は全て通過できました。

JACリクルートメントは希望に合った求人を厳選して紹介してくれるので、仕事が忙しい方や効率的に転職活動を進めたい方には特におすすめです。

JACリクルートメントは30代の転職実績が豊富です。おすすめの人やメリット・デメリットについて、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひこちらもご覧ください。
» JACリクルートメントがおすすめの人の特徴6選!実体験からメリットを徹底解説

苦手な面接を通過するため、面接対策に時間をかける

私は面接が苦手だったので、面接対策に時間をかけました。面接で聞かれそうなことは事前に回答を考えてiPhoneのメモ帳に記録し、スキマ時間に繰り返し読んで暗記。

また、実際の面接を想像しながら、鏡の前で何度も声に出して面接の練習をしました。鏡を見ながら声に出して練習すると、自分がどんな表情で、どれくらいの声で回答しているのか分かります。私は面接で緊張しやすかったのですが、面接の流れを想定して鏡の前で声に出す練習を繰り返すことで、自信を持って面接に臨めました。

面接は以下の順番で質問されることが多かったです。

  1. 自己紹介を簡潔にお願いします
  2. 職務経歴を教えてください
  3. 志望動機を教えてください
  4. 転職理由を教えてください
  5. 何か質問はありますか(逆質問)

面接本番で聞かれる順番で声に出して練習しておくことで、緊張で頭が真っ白になることも防げました。転職エージェントを利用していると、応募企業の面接でよく聞かれることや面接官の特徴などを面接前に教えてもらえます。面接でどのように回答すべきか悩んだときにも、転職エージェントは相談に乗ってくれます。

私は応募企業がどういうキャリアプランを望んでいるのか分からなかったので、面接前に相談しました。事前に回答内容がズレてないかを確認してもらうことで、面接当日は自信を持って回答できました。

私が事前に教えてもらった質問内容や、応募企業からの面接のフィードバック内容などを以下の記事で紹介しています。ぜひこちらもご覧ください。
»【体験談】JACリクルートメントを3か月使って30代で初転職に成功!

30代で未経験転職して良かったこと・悪かったこと

30代で未経験転職して良かったこと・悪かったこと

30代で未経験転職した結果は以下のとおりです。

  • 残業が大幅に減ったのに、年収は100万円以上アップした
  • 転職して最初の3か月は辛かった
  • 平日に家族と一緒に夕飯を食べられるようになった

残業が大幅に減ったのに、年収は100万円以上アップした

30代で未経験の業界への転職でしたが、残業時間が大幅に減ったにもかかわらず、年収が100万円以上アップするという理想的なキャリアチェンジを果たすことができました。以前の職場では、毎日のように深夜まで残業し、終電を逃すことも珍しくありませんでした。

しかし転職先では、会社全体の働き方改革が進んでおり、ほとんど残業がなく、週の半分以上はリモートワークです。それでいて、年収は前職より大幅に増え、経済的な不安も解消。以前の職場で働いていたときには、こんなホワイトな職場があるなんて想像もできませんでした。

「高年収=長時間労働」、「未経験=待遇ダウン」というイメージを持っていた自分にとって、この転職は良い意味で予想を裏切るものでした。10年近く働いていた職場からの転職は不安でしたが、思い切って一歩を踏み出して心から良かったと思っています。

転職して最初の3か月は辛かった

私は30代で公務員から金融業界に未経験転職をしました。転職してからの最初の3か月は、正直に言って想像以上に辛かったです。新しい環境に馴染むこと、専門知識やスキルを一から習得すること、さらに周りの期待に応えようとするプレッシャーが重なり、毎日が試練の連続でした。

これまでの経験が全く通用しないという現実は、自分のキャリアを否定されているように感じられ、自信を大きく失いました。業界独自の専門用語が飛び交う会議についていけず、資料作成にも膨大な時間がかかります。若手の同僚が当たり前のようにこなしている業務を自分だけが理解できていないという焦りも常にありました。

過去のキャリアで培った経験やスキルが全く通用しないという状況は、想像以上に精神的な負担が大きかったです。しかし、大変なのは転職して最初の3か月だけでした。徐々に職場環境や仕事内容に慣れてくると、前職での仕事のやり方や進め方を新しい職場でも活用できるようになっていきました。

転職してすぐに結果を出せる人はいません。周りもそのことを分かってくれています。未経験転職は慣れない環境や仕事内容で視野が狭くなりやすいですが、焦らず少しずつできることを増やしていけば大丈夫です。

平日に家族と一緒に夕飯を食べられるようになった

以前の職場では難しかった平日の夕食を家族と一緒に取れるようになり、生活の質が大きく向上しました。前職では残業が常態化しており、帰宅する頃には家族はすでに夕食を終えている(どころか既に寝ている)ことがほとんどでした。妻は「平日に一緒に夜ご飯を食べるのが夢」と当時よく言っていました…

しかし今では、毎日温かい夕食を家族と一緒に食べられるようになり、妻の職場での出来事を聞いたり、他愛のない話をしたりと、夢見ていた普通の日常を満喫しています。未経験の転職は不安も大きかったですが、時間的なゆとりができたことで、家族との絆が深まり、仕事へのモチベーションにもつながっています。

妻が「平日に一緒に夜ご飯を食べる夢が叶った。やっと結婚生活が始まった。」と言って喜んでくれたときには、転職して本当に良かったと心から思いました。

30代で未経験転職した体験談のまとめ

オフィスビル

私は30代で初めて転職し、公務員から未経験で金融業界へキャリアチェンジしました。年収は100万円以上アップし、残業は月100時間超から10時間以内、週3日のテレワークと働き方が劇的に改善しました。転職理由は①家族との時間確保、②将来への不安、③スキルアップのためです。

転職サイトや書籍などで業界研究を行いながら、転職エージェントを活用して効率的に求人を絞り込みました。専門スキルがなくても、ポテンシャル採用で内定を得られたのは、転職エージェントを積極的に活用したこと、採用担当者の視点に立った書類作成、そして入念な面接対策が功を奏した結果です。

転職直後は専門用語や業務に慣れず苦労しましたが、徐々に慣れていき、3か月ほど経つと前職と同じように円滑に仕事ができるようになっていました。30代未経験転職は無理だろうと思っていましたが、最初から諦めずに転職活動を始めて本当に良かったと思っています。

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